NEC_0084

JR宇都宮線・土呂駅の東口駅前に建立されている銅像です。この銅像は最初から、この場所に在った訳ではありません。もう少し右側に花壇があるのですが、花壇の前に置かれていたのを『世界盆栽大会』が開催される直前に移動して来たのです。台座に『やすらぎ』と刻まれた銅像は製作者不明です。

NEC_0085 (1)

恐らく兄弟かと思われますが、私なりに物語りを付けてみました。2人の身なりから察するに季節は夏、夏休みに水遊びをしようとした所に      幼い弟が水を怖がって嫌々してるんですよ。で、お姉ちゃんが「大丈夫、私が手を繋いでてあげるから」と強引に連れて行こうとしたと思うのです。そうしたら何処からともなく小鳥が、お姉ちゃんの肩に舞い降りて来たと。それを見た弟は「あ、鳥だ!」と指差しをしている    と、こんな感じに見えるのです。

時代は変わっても、こうした兄弟の遣り取りは今も変わらずにあるのではないかしら。この銅像を作った人は、そんな心温まる街になって欲しいと思ったのでしょう。だからこそ、この『やすらぎ』を生み出したのかもしれませんね。